Letters from 2LDK 2006.9〜2009.1
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2007年05月18日

仕事とは。

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検診で病院に行ったら、へんな医者がいた。
適当に検査だけして、その結果も伝えず、
不明瞭なことを、こちらが問うと「わからない」という。
「それは調べていないからわからない」と。
今調べていなくても、専門医なら必ずあるべき知識だし、
一般的な”だいたい”を伝えても、
決して医療的にいけないことではない類いのことなのに。



自分で調べてくれ、と言われる(一般論を)。
だったら何しにここへきてんだ?わたしは。
一般論ではなく、自分の身体の状態をちゃんと伝えてもらうには
ここしかないのに。



こんな場所で、と思ったけれど、あまりにひどい対応なので
声を上げて怒ってしまった。他の人だって知りたい人はたくさん
いるはずなのに。その医者は「こんなこと言われたの、初めて」
なんてつぶやいていた。その影には、聞きたいのに聞けなかった人が
たくさんいるのをなぜわかんないんだろう。



病院って、こういう事があると、ほんと卑怯。
先生の対応が悪くても、今後の治療に響くかもしれないから、
思ったことがちゃんといえないよね。患者のことなんて、一番に考えられていない。
都合が一番、先生とか、治療とかの。


日々のモチベーションはどこにあるのだろう?
と真剣に考える。プロとして仕事を全うするのは、大前提。
でも目の前にいる人と向き合っていく仕事ならば、
対人間のことを考えずにいるのは逆に難しいと思うけどなぁ。



モチベーションも何もないんだろうな。
日々こなしていくだけで。
人から得られるものって、他の何にも代え難い。
医療に携わっている人の醍醐味って、人の感謝だとか、
元気になったときの笑顔だとか、そういうことが味わえる
数少ない仕事なのに。



もったいない。損している。



というか、そういう醍醐味をないがしろにして、ルーティーンの中で
うんざりしながら生きている人って、やめればいいのに。
他の仕事だって、同じことが言えるけれど、
命に関わっている仕事なら特にそう思う。邪魔なのだ。
そんな医者のせいで、無意味に落ち込んでいる人がいると思うと、
公害とすら思う。



みんなが自分の仕事を楽しんで、繊細に対応して、
その見返りに自分が豊かになると、何の問題もなくなると思う。



嫌な仕事はやめるべき。嫌でも続けなきゃならない理由があるのなら、
腹を据えて、仕事に没頭すべき。そうすれば必ずどんな仕事でも
自分に素晴らしい宝物を運んで来てくれる、と思う。
posted by 榊いずみ at 00:00 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする