Letters from 2LDK 2006.9〜2009.1
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2008年10月19日

東京国際映画祭。

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実は「ぼくのおばあちゃん」が
東京国際映画祭の”ある視点”部門にノミネートされました!!


なんと!!


そして今日、華やかなオープニングセレモニーを見に
六本木ヒルズへ。


原日出子さん、加藤貴子さん、きれい。
女優さんって、ほんときれい。
姿形も美しいけど、きれいでいようとする心意気がきれい!
そして大きい智ちゃん&小さい智ちゃんの
吉原拓弥くんと、伊澤柾樹くん。
うちの監督旦那さん。
タキシードを着た旦那さんは、なかなかかっこよかった。


すごい人だかりで、道ばたで娘とふたり背伸びをしていたのだけれど
やさしい親子さんが、ブロックの上の特等席を少し代わって下さいました。
お名前を聞き忘れたのだけれど、本当にありがとう。


控え会場で、上戸彩ちゃんに会う。
赤い着物が抱きしめたいほどかわいかったす(青少年気分)!
お久しぶりに、松雪泰子ちゃんにも会える。感激。
みんな、息をのむほどお美しいのよ。
娘にも、よい刺激になったことでしょう。
いい匂いに包まれたひとときでした。


やっぱりヒルズにいるので、当然お買い物です。
ワンピースとか娘のおもちゃとか、母子手帳ケースとか
だだだっと買いまくって、お子様プレートとパスタを食べる。
なんか、充実っす!


しかし、誰か遠くの国の人が、ぼくのおばあちゃんのサントラを聴いて
仕事依頼してくんないかなーなんて思ってます。
うんと遠くの国がいいな。そんなことでもないと行けそうもないところ。
でもニホンジンでもイイヨ。ふふふ。
posted by 榊いずみ at 00:00 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月07日

訃報に、見上げる秋の空。

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緒形拳さんが亡くなった。


ずいぶん前に一度お会いして、普通の人なら会釈して終わる場面で
実にゆっくりと頭を下げていただいた。
自分がなにか、とても尊いものになったような。
本当は、ひとりひとりが尊いことを思い出させて下さったような。


あんな挨拶をする人を、みたことがなかった。
とても優雅な作法は、心をも包み込んでしまった。


わたしは俳優として、緒形さんが大好きです。
あんな芝居をする人なんて、いないからです。


でも、本当の凄さを知ったのは、あの挨拶でした。


亡くなられたのは、本当に寂しいです。
自分が好きだなぁと思う人が亡くなるたびに、
ぽかんと穴があきます。いろんなところに。
目立つところだったり、指先の裏のほうだったり。
時間がたってふと気づいて、はっとします。


人は生きているだけで、それだけで色んなメッセージを発するのです。
無理して何かしなくても、様々な形ですべての人に光を放ちます。
それが華々しくても、ただ部屋の中にいても。
生きていること全部が、メッセージなのだと思います。
posted by 榊いずみ at 00:00 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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