アヒルと鴨と温泉と上戸さん。

久しぶりにばしゃばしゃと雨ふりなので、あおぞらでも、ね。



ツアーから戻った次の日、群馬方面へ。
旦那の仕事にかこつけて、わたしは温泉。
町営のひなびた温泉をみつける。
まわりが水田だったり、かえるがげこげこ鳴いていたり、
なんともいい雰囲気でした。
伊豆あたりの、これぞ温泉！もいいけれど、
なにげない町の温泉もよし！



とはいうものの、ちゃんと源泉からひいている温泉です。
こういうことは、とても気になる（笑）。
この夏は「源泉掛け流し」ツアーに出かけたい。



温泉好きなわたしは、火山フェチでもあります。
これは、今度時間をさいて、ゆっくり。



昨日「アヒルと鴨のコインロッカー」という映画を見る。
なんの先入観も偏見もなく見た。とてもよい。
原作もぜひ読んでみたい。
ちょっとしたキーワードがいいんだなー。
ボブ・ディランだったり、本屋強盗だったり、ブータンだったり。
瑛太くんも、主役の男の子もよかった。


ナゾが溶けてきたあとからの、役者さんたちの顔がいい！
せつない、泣ける〜。



わたくしが共作（詞）した曲、上戸彩ちゃんの「涙の虹」が、
今日発売になります！是非聴いて下さいね。
聴いて、心をぎゅっとしてください。
今日から音楽番組にも出演予定がぞくぞくあるそうですよ。
わたしも彼女が歌っている姿を、ドキドキしながら見てまーす。

osaka~hakata!

大阪MUSE HALL、博多Gate's7に来て下さった皆さん、
どうもありがとう！！楽しい旅でした！



MUSE HALL２０th　Anniversery、おめでとう。
MUSE HALLには、本当にお世話になってます。
学生時代からライブを見に行ったりして、
もちろんプロになってからも、自分の思い出深いライブがたくさんあったりして
（全国で一番出演した場所なんではないだろうか？！）
もう20年、まだ２０年・・と感慨深かったです。
これからも、よい音楽と空間を！
今後ともよろしくお願いします。



来てくれた方たち、先日インストアでお会いしたよなーと
思える顔がちらほら見えて嬉しかった。
こちらが来てくれた人を、ちゃんと確認出来ることのうれしさ。
ありがとう。



一緒に出演した種浦くん、大森くんも元気そうでした。
ふたりともあいかわらずいい声でした。
種浦くん、あいかわらずおもろすぎ。
高田梢枝ちゃんも、大人っぽくなっていて素敵。
みんなそれぞれ、CDを名刺代わりに交換したりして、
あー、わたしたちってちゃんとミュージシャンやってるなぁと、
当たり前のことなのに、ぐっとうれしくなりました。



まめには会えませんが、次に会う時に、
またいい音楽が聴けるのを楽しみにしております！！



実家でゆっくりして、おかーさんと買い物など行ったりして
これまた楽しい時間。



そして、福岡。
暑い！日差しが夏！


クロスFM、天神FMのサテライトに出演。
ギターを抱えて、行ったり来たり。
クロスFMでは「3040」を(原島さん、山本さんどうもありがとう！
今度、五島にて集合しましょう！）。
天神FMでは「足跡」を弾き語る(humming mook中倉さん、ありがとう）。


MUSEとはうってかわって、Gate's 7は新しいライブハウス。
少し大人っぽい感じが落ち着いていてよいのだけれど、
まだ形が定まっていない若い感じもして、わくわくしました。
加藤直樹さんの熱い魂の音楽、素敵でした。
（写真はリハ時に、加藤さんの高さに設定されたマイク！
背が高いなぁ。おいらが低いのか？！）


待っていてくれた熱い思いが、じんわりと伝わってきました。
来てくれてどうもありがとう。新しい曲、ずっと歌ってきた曲、
それぞれが心まで届いてくれれば嬉しいです。
終わった後に、ひとりひとりと話が出来たのも嬉しかったです。
また、DVD発売のときに、インストアライブが出来るといいですね！
（印藤楽器さん、いろいろありがとう！）



そして、合流してサポートしてくれた旦那と
幸鹿さん、旦那の永年の親友たち、先輩たちと中州あたりで
わいわいわいわい！楽しい夜でした。
故郷っていいね〜。


お店を出たら、すっかり朝でしたが、
爽快感とともにツアー終了！
みなさん、本当にどうもありがとう！

新しいことを始めた人たちへ。

一歩踏み出してしまった人たちへ。
現実は思ったより大変なのかもしれません。
ままならないことばかりで、もしかしたら、
間違っていたかもしれないって
毎日後悔しているのかもしれません。



でも、迷ってまよってどちらにも行けなかった頃より、
あなたはとても自由できれいです。
振り幅は大きいけれど、大きな決意をする前には
考えられなかった素晴らしいものを手にする可能性がある。



あなたはとても自由なのです。
自由は、ある意味不自由だったりするのですが、
それでも、自由なのです。



何も出来ないけれど、わたしも頑張ってます。
だからお互い頑張ろうよね。



ではでは、明日、心斎橋MUSE HALLでお待ちしてます！
しあさっては福岡Gate's 7。
博多ではクロスFMのサテライトゲスト生出演もありますよ�押�
インフォメーションをみてね。



いい顔とたくさん会えますよう！楽しみにしています！！

はこねへいこうね。

ふたりとも休みにつき、箱根へ。
箱根園からロープウェイにのって、駒ヶ岳山頂へ。
箱根神社の奥の院あり。晴れていたのに、ものすごい早さで
霧が出て来たり、風びゅーっと寒かったり、倒れそうになる。
しかし、空気がとても綺麗で、細胞が元気。



ロープウェイの乗り場で、むりやり記念写真を撮られ、
さほどむりやりでもなく、買う。意外とこういうのも好きなふたり。



箱根って好きだなー。
歴史がすぐ隣に感じるし、温泉あるし。
場所が持つパワーもあるし。



いつもの日帰り温泉で、のんびり湯につかって、
ヘルスィーなごはんを食べて、
小田原蒲鉾を買って帰りました。



はあ〜、満足。

仕事とは。

検診で病院に行ったら、へんな医者がいた。
適当に検査だけして、その結果も伝えず、
不明瞭なことを、こちらが問うと「わからない」という。
「それは調べていないからわからない」と。
今調べていなくても、専門医なら必ずあるべき知識だし、
一般的な”だいたい”を伝えても、
決して医療的にいけないことではない類いのことなのに。



自分で調べてくれ、と言われる（一般論を）。
だったら何しにここへきてんだ？わたしは。
一般論ではなく、自分の身体の状態をちゃんと伝えてもらうには
ここしかないのに。



こんな場所で、と思ったけれど、あまりにひどい対応なので
声を上げて怒ってしまった。他の人だって知りたい人はたくさん
いるはずなのに。その医者は「こんなこと言われたの、初めて」
なんてつぶやいていた。その影には、聞きたいのに聞けなかった人が
たくさんいるのをなぜわかんないんだろう。



病院って、こういう事があると、ほんと卑怯。
先生の対応が悪くても、今後の治療に響くかもしれないから、
思ったことがちゃんといえないよね。患者のことなんて、一番に考えられていない。
都合が一番、先生とか、治療とかの。


日々のモチベーションはどこにあるのだろう？
と真剣に考える。プロとして仕事を全うするのは、大前提。
でも目の前にいる人と向き合っていく仕事ならば、
対人間のことを考えずにいるのは逆に難しいと思うけどなぁ。



モチベーションも何もないんだろうな。
日々こなしていくだけで。
人から得られるものって、他の何にも代え難い。
医療に携わっている人の醍醐味って、人の感謝だとか、
元気になったときの笑顔だとか、そういうことが味わえる
数少ない仕事なのに。



もったいない。損している。



というか、そういう醍醐味をないがしろにして、ルーティーンの中で
うんざりしながら生きている人って、やめればいいのに。
他の仕事だって、同じことが言えるけれど、
命に関わっている仕事なら特にそう思う。邪魔なのだ。
そんな医者のせいで、無意味に落ち込んでいる人がいると思うと、
公害とすら思う。



みんなが自分の仕事を楽しんで、繊細に対応して、
その見返りに自分が豊かになると、何の問題もなくなると思う。



嫌な仕事はやめるべき。嫌でも続けなきゃならない理由があるのなら、
腹を据えて、仕事に没頭すべき。そうすれば必ずどんな仕事でも
自分に素晴らしい宝物を運んで来てくれる、と思う。

夢のJohn。

夢にJohnが出て来た。



Johnの来日公演を見に行って（もちろん現在のシチュエーションで）
偶然、隣の座席にJohnが座った。
どきどきしながら、自分の思いを彼に話して、
わたしも恥ずかしながら音楽をやってて歌っていて・・なんて話したら、
とても気に入ってもらえた様子で、その後、ステージに呼んでもらって
一緒に歌った。
しかも、その日は２回ステージで、２回とも一緒に歌ったのだ。



自分のステージなのに、客席に座っているJohnだとか、
２回まわしでステージしていたりとか、
とても設定が夢っぽいのは置いておいて。
静かに目覚めて、涙が出てきた。
ほんの短い夢なのに、もう人生の壮大な夢を全部叶えたような
気分になった。



John Lennonは夢の中でもグレートで、虹色のオーラ、
独特の倍音の、あの声で笑ってくれた。
近距離で聴いたイマジンは、今までみたどんなライブより素晴らしかった。



今まで見たライブで、一番よかったのは？
と聞かれて、
「夢で見た、Johnのイマジン」
と答えていいものかと迷う。

茶屋町までありがとう！

茶屋町NU　TOWER RECORDSインストアライブに来てくれて
どうもありがとう！久しぶりの大阪！



お昼に梅田に着き、大阪在住、高津監督とDVDの打ち合せ。
ライブDVD（6月21日発売にほぼ決定！）は、
なんと、大阪で制作されているのです。



ゆっくりとお昼を食べて、TOWERへ。
茶屋町は昔と様変わりして、おしゃれな街のひとつになっていて
びっくり。路地裏という感じだったんだけど。
街は変わりますね。



早い時間から集まってくれてありがとう。
長い間、応援してくれてありがとう。
ほんの少しの時間でしたが、ひとりひとりの方と話が出来て、
とてもうれしい時間でした。



こうやって、関西だけじゃなく、全国にもたくさんの、
わたしの音楽を心待ちにしてくれている皆さんがいるのだなーと
あたたかい想いをいただきました。
音楽を通して、わたしたちは一対一で向かい合っているのだなーって
実感しました。



後ろ髪ひかれながら、東京へ。
甘いおだしの、きつねうどんが食べたかった・・・・
また月末、会いましょう！！


写真は、最後尾まで残ってくれた「安芸路」の彼！
名古屋からありがとう。

インストアライブ@大阪！

明日は、大阪TOWER RECORDS梅田NU茶屋町店にて、
15:00からインストアライブです！
みなさんと近くでお会い出来る機会は久しぶりなので
ドキドキ楽しみです！是非来て下さいね。



朝早くから、新幹線。
早めに寝よう。では明日！！

余白の感覚。

MAの合間に、脚本家兼プロデューサーの後藤さんに
「音楽をつける時、どこが難しかったですか？」
と聞かれた。うーん、と考えたけど、その時はうまく思いつかず
当たり障りのない答えをした。



あとからのんびり考えていくと
音を付けるシーンを決める、ということよりも、
音を使わないシーンを決める、ということが
とても難しい判断だったように思った。



そこまで綿密に考えて音を付けていっても、
本当に伝えたい瞬間に、音を消す。
それがもしかしたら、最大の音楽なのかもしれない、と思った。



そんな際立ったシーンもあり、階段を２段飛ばしで駆け上がるように
気持ちが昂揚していく場面では、それをサポートするように音を飛ばす。



引いたり押したり。



どんなときでも回りを見回して、その空気を最大限に
いかしていけるような感覚を磨いていたいと思う。
それはいつも余裕を残していなきゃ出来ない。
そんな人間でありたいし、プロでありたい。
仕事でも、生活でもね。



余裕。余白の饒舌さと。

MAも無事終了〜！

昨日は、GROWのMAでした。



MAとは？
言葉の意味はよくわからないのだけれど、
映像に合わせて、音声（音楽、効果音）の最終調整をしていく作業。
・・・・という感じです。



しかし、映画は「効果」という、効果音を作るプロの方がいて、
その音が入るだけで、映像が今まで以上に生き生きと動き出す。
本当にそこにある音から、イメージ上の音まで、
イマジネーションと経験がいる仕事だなぁーと感心。おもしろい！
丹さん、お疲れさまです！




音楽も改めて、全編繋いだ状態で見ると、
とてもよかった。いいもの作った?押?



それにしても「GROW」という映画、なかなか他にはない
パワーがあふれた作品です。真っ正面からどーんと突き抜けてる。
こういう映画って、撮ろうと思ってもなかなか撮れないと思う。
理屈や体裁を乗り越えて、みんなが持っている良心に
ぴょんと届いてくる。
今の時代に必要なのは、こんなまっすぐな気持ちだと思う。





見てよかったと思える映画ですよ。9月公開予定。

サントラ、REC終了〜

GROWの音楽、完成！
あと音の整理と、ミックスダウンがワタルくんには待っているが、
ひとまず形を作り上げ、ほっと肩をなで下ろす。
お疲れさまでした！！
５日のMAも楽しみです。


いやいや、おもしろいものが出来ました。
例え、誰も気に入ってなくても、わたしが気に入っている！
それでもう充分！誰が何と言おうと！
「音楽：榊いずみ」という責任は見事果たしたぁ〜！
・・・わたしが出ている、にょろにょろと。
おもろいところも、過剰なところも、おセンチなところもっ。
ワタルくんの力があってこそです。
どうもありがとう！



それにしても、なんかさびしい。
モノ作りって、うまくいくとこう思うー。
そこに色んな人の気持ちが集まって来ると、急に別のものになるけれど、
基本的には、自分で思いを広げて形にして、
自分でよし！とするだけだもんなー。
モノ作りの楽しさとは、まったく別のところに、少しこういう気持ちもある。



いいんだけど。この感じも。
なんか作った後っぽくて。ニヒルな感じで。



それにしても、今日は「贅沢」と「言い訳」という言葉に胸を突かれた。
なんか心が、がさがさするので、贅沢という言葉の意味を朝まで突き詰めていた。
「それは贅沢だよ」って。その言葉、この身に有り余る幸運を気づけってこと？
自分じゃない、自分より満ち足りていない何者かの気持ちになることが必要だ。
でもそれって、必要？
それって、必要？
自分の今の環境のレベルで純粋に思い悩むことは、
できねーのか？！罪なのか？！



そんなことをだらだら考えている、朝6:00。
朝風呂でも入ろう。ゴールデンウィークだし。

GROW！

ゴールデンウィーク、いかがおすごしですか？
楽しんでますか？
忙しくてもがんばってますか？



わたしは変わりなく東京。
映画「GROW」のサントラレコーディングをちょこちょことやってます。
３日間の予定でしたが、やはり根を詰め出すと時間がかかる。
それで急遽、明日もレコーディング。
労働量としては、ワタルくんが一番大変。
なぜなら、わたしはうしろから、
「こんな雰囲気で、このコード進行で、このリズムパターンでっ！」
と、口ばっかしだからです。
明日もよろしくお願いします・・・よろしくです・・・。ワタルさま・・・。



監督とは、あれこれぶつかるが（お互い真剣モノ作り中だからしょうがない）、
旦那が大人なので、後を引くことなし。
どうして、わたしはスタジオで、あんなに大人げないんでしょう。
反省しております・・・・・。



本日、プロデューサーの方がお土産を持って、
スタジオに陣中見舞い。ありがとう、本島さん！
なんだかシーンに対して、斬新な音選びだと言われ、
ちょっとほっとする。



こんな風が無難でいいかなー、なんて考えず、自分の考えたままに
作ったものがそう感じてもらえて嬉しい！
いつでも自分の感性を信用しよう、と決意も新たにする！！



こんなことしながら、今年も黄金週間を味わう事もなく、
過ぎて行きそうです〜。これもしあわせ〜。
みなさん、アルバム聴いてくれてありがとう！
東海ツアーも決定しましたよ！お楽しみに！



「Family Tree」、iTunes Music Storeでも発売です！